📓 『カタカムナ』 全80首の意味−第23句の解説


『カタカムナ』 全80首の意味−第23句の解説


『カタカムナ』第23句は、『日本神話』の食料庫の説明です。

パッと見、地名っぽい言葉と、呪文のような用語が飛び交ってますが、これも訳してみると面白いモノが見えてきます。

古文書に載ってない、古代日本の人々の生活の様子。

『カタカムナ』と『日本神話』を通して、日本の歴史への理解も深まっていく……

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。 『カタカムナ』 全80首の意味−第23句の解説

  📓 【原文】
 。 『カタカムナ』 第23首 

アマ タカマカハラ アワチホノサワケ  アメクニクラト オキミツゴシマ

 【漢字に直すと?】
  『カタカムナ』 第23首  -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

天 高天原アマ たかまかはら 泡路穂の先分けあわじほのさわけ 天 国 蔵戸あめ くに くらと 隠伎 三つ子島おき みつごしま

淡路島

『淡路島』の語源は、海路の「泡の路あわぢ」。 瀬戸内海の鳴門付近の渦が、遠目から見ると泡に見えるので、元々海の男が瀬戸内海の航路のことを「泡の地面」と慣習的に呼んでいたものを、沿岸部の人がその発音を聞いて「泡の路あわぢ」とした。 詩の中では、〝泡路穂の先分けあわじほのさわけ〟という呪文みたいな言葉が使われているが、これは…… 瀬戸内海の航路の先にある島のカタチが、南向きの、二股の穂の形(福良港)に見えることから、地元の人からは〝泡路の穂の先分け島〟と呼ばれていた。

淡路の穂の先分け島  🔎 【この句の意味は?】
  『カタカムナ』 第23首  -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

天の高天原アマ タカマカハラに相当する土地は、淡路島アワチホノサワケさ! 天の国の食料貯蔵庫アメクニクラトに相当する場所は、隠伎の三つ子島オキミツゴシマだぜ!

  ・    ・  ちなみに、隠伎の三つ子島は遠い。 淡路島 島根県の北に位置する離島。ここが隠伎の三つ子島。 ちなみに、本州から遠く離れた離島であるにもかかわらず『カタカムナ』の中では何回か、隠伎の三つ子島が登場する。 隠伎三つ子島 古代日本では、岩の貝が豊富に採れる食料庫として、大活躍していた。(生きたまま持ち帰り、浜辺で保管すれば、長期間保存が利く) NEXT『カタカムナ』 全80首の意味−第24句の解説




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